IT成長企業は、
視点を自在に行き来する目で成長し、
IT停滞企業は、
視点が固定化した目により疲弊する。

中小企業の経営者やマネージャーの方が、経営課題を検討するときや問題が発生した時の対応をするときに、注視する視点はどのようにされているのでしょうか。

目次
1.経営者の視点
2.鳥の目
3.虫の目
4.魚の目
5.自在な視点

1.経営者の視点

経営的な課題や全体の課題を検討する場合は、全体的な視点で検討をすることが多いと思いますが、課題が現場に埋もれている場合や、広範囲にわたる場合は、どのような視点で課題の対応をされているのでしょうか。

経営者や管理者の方々は、一般の社員の方よりも、高い視点を持たれていますが、現場が好きな社長や管理職の方々は、むしろ現場の視点が好きで、なかなか経営者の目線に上がらない方もいらっしゃるとお聞きすることもあります。

よく、経営者やマネージャーの方は、「鳥の目」を持つと良いと言われています。
他には、「虫の目」も必要であると言われます。
また最近では「魚の目」も必要とのことですが、そんなにいろいろな視点をどのように使うのが良いのでしょうか。

2.鳥の目

最初は「鳥の目」です。
鳥の目は、高い位置から全体を見渡すことができますので、経営的に全体を見るには大変良い視点です。
鳥瞰という言葉あるように、全体を俯瞰するというイメージがあるのですが、実は、鳥の眼は非常に視力が高いということも特徴です。

高い位置からも、地面や海面の細かい動きが把握でき、チャンスとみれば敏捷に対応することができます。
全体を見渡すという点に加えて、このようなことも経営面における重要な「鳥の目」の視点になるのではないでしょうか。

3.虫の目

次は「虫の目」です。
鳥の目がマクロ的な視点であれば、「虫の目」はミクロ的な視点になるでしょう。
現場に行って直接見るという点や、現場の立場で確認をするという点ではこの目線も大変重要だと思われます。

しかし先ほどの、鳥の目は非常に良いと仮定すると、遠くからでも現場の動きを細かくキャッチできそうですが、この点も踏まえた「虫の目」とはどのようなことになるのでしょうか。

虫の目は、問題が発生したときに有用だと言われています。
つまり、鳥の目では発見できない隠れた問題や課題を発見することや、現場の人間関係のような、どんなに目が良くても遠くからではわからないような問題は、近くに行き現場の担当者と同じ目線で直接会話をしなければ、なかなか見つけられないこともあります。

4.魚の目

最後は「魚の目」です。
魚の目というと、VR(バーチャルリアリティ)の360度カメラのような、魚眼の目のことで、広く周辺を見ることかと思っていましたが、どうもそうではないようです。
魚は川の流れの中で、流れをよく見て自在に泳いでいるというイメージです。

川の流れを時間軸に置き換えて、物事のトレンドや将来の見通しを立てる目線が必要と言うことになります。過去から現在をみて、将来を見通すことや、外部の環境の変化や、技術の進展などから将来を見通すことも、魚の目線ということになります。

ところで、最近は異常気象の影響で川が氾濫したり、洪水が起こったりすることが多くなりました。川がひどい状態になったにもかかわらず、徐々に川の状態が落ち着いてきますと、魚もまた普通に戻ってきているように感じます。
この点から、魚は本能的にリスク管理ができているのではないかと不思議に思ってしまいます。

私たちも、川の流れの異常を早期に察知して非難することや、対策を講じることは、魚の目からの重要な示唆かもしれません。

5.自在な視点

3つの視点をそれぞれで確認させて頂きましたが、もう一つ重要と思っていることがあります。それは、いつでも必要なときに、必要な高さに視点を移せることができることが、重要です。

たとえば、現場に行ったときに、現場の目線で確認したのちに、その場で経営者の目線でも確認することができれば、両方の視点から問題を検討をすることができ、柔軟な考え方につながります。

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短時間のコンサルティングになりますので、経営の最重要課題やITの重要課題をテーマとすることをお勧めしていますが、第3者の視点で、別の角度からの視点や、別の高さの視点でディスカッションをしますので、視点移動に慣れていない経営者のかたも回を重ねるごとに、視点移動に慣れてきますのでお勧めです。

日々の視点移動に慣れてくると、経営の多角的な視点も、徐々に備わってくるのではないでしょうか、

最後までお読み頂きましてありがとうございます。今回のコラムが皆様の何かのヒントになれば幸いです。

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