竜(組織)と翼(IT)を統合する“全体司令塔”としてのIT戦略

はじめに
「IT戦略」という言葉はよく聞かれますが、
その本質を正しく理解している企業は多くありません。
IT戦略とは、単に
- システムをどうするか
- どのツールを導入するか
といった“部分最適”の話ではありません。
IT戦略は、企業全体を動かす“司令塔”であり、
組織(竜)とIT(翼)を統合する経営の中枢です。
竜に翼経営において、
- 竜=組織・人材・文化・業務プロセス
- 翼=IT・デジタル・データ活用
を意味します。
そして IT戦略は、この竜と翼を結びつけ、同じ方向へ飛ばすための設計図 です。
IT戦略が曖昧な企業に共通する3つの症状
① 投資判断が場当たり的
「便利そうだから」「安いから」「現場が困っているから」
といった理由でIT投資が決まる。
② 経営とITが分断されている
経営戦略とIT戦略が連動していないため、
ITが“経営の足を引っ張る存在”になってしまう。
③ 組織・人材・ITがバラバラに動く
- 組織は組織で課題を抱え
- ITはITで別方向に進み
- 人材育成は後回し
という状態に陥る。
これはすべて、
IT戦略が“全体司令塔”として機能していないことが原因です。
竜に翼経営におけるIT戦略の役割
竜に翼経営では、
竜(組織)と翼(IT)が一体となって飛ぶこと が成功の条件です。
そのため、IT戦略は次の領域をすべて包含します。
① 組織戦略
- 組織構造
- 権限と役割
- 業務プロセス
- コミュニケーション
② IT戦略
- システム構成
- データ活用
- セキュリティ
- ITガバナンス
③ ITリテラシー戦略
- 現場のIT教育
- 実務環境の整備
- ITを使う業務設計
④ 人材育成戦略
- IT人材の育成
- キャリアパス
- スキルマップ
- 学び続ける文化
つまり、
IT戦略とは「ITの話」ではなく、企業全体の統合戦略そのもの です。
IT戦略は“経営戦略の翻訳”である
経営者が描く未来像を、
- 組織
- 業務
- IT
- 人材
の4つの領域に落とし込み、
実行可能な形に翻訳すること がIT戦略の本質です。
これができると、企業は一気に強くなります。
IT戦略再構築のステップ
① 経営目的の言語化
「何のためにITを使うのか」を明確にする。
② 組織・業務・ITの現状分析
竜(組織)と翼(IT)の現状を可視化する。
③ 投資領域の優先順位付け
短期・中期・長期でロードマップを作成。
④ 人材育成とITリテラシーの計画
ITを使いこなす“人”の計画を同時に作る。
⑤ 全体最適の視点で再設計
組織・IT・人材が同じ方向に進むように統合する。
■ 外部CIOが担う役割
外部CIOとして当事務所は、
- 経営
- 組織
- 業務
- IT
人材育成
のすべてを俯瞰し、
竜と翼をつなぐ“全体司令塔”としてのIT戦略づくり を支援します
まとめ
IT戦略は、
企業の未来を決める“統合戦略”であり、竜(組織)と翼(IT)を結ぶ司令塔 です。
- 組織
- IT
- ITリテラシー
- 人材育成
これらを一体として設計することで、
企業は初めて“飛べる”ようになります。
竜に翼経営の第一歩は、
全体を見渡すIT戦略の再構築 から始まります。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。今回のコラムが皆様の何かのヒントになれば幸いです。
