組織(竜)とIT(翼)と司令塔の統合が、成長の原動力になる

1.「竜に翼経営」とは

「竜に翼経営」という言葉は、
ことわざ 「竜に翼を得たる如し」 をヒントに生まれた造語です。

このことわざは、
強いものが翼を得て、さらに強くなる
という意味を持ちます。

経営に置き換えると、

  • 竜=組織(人材・文化・業務プロセス)
  • 翼=IT(デジタル・データ・仕組み)

を意味し、
組織が強く、ITが翼として機能するとき、企業は大きく飛躍できる
という考え方になります。

しかし現実には、

  • 組織が弱くてITを活かせない
  • ITが貧弱で組織の成長に耐えられない
  • 組織とITがバラバラに動いている

という企業が多く存在します。

そこで当事務所では、
組織とITを統合し、企業が成長するための「重要3戦略」 を提唱しています。

2.「竜に翼経営」の重要な3戦略

竜に翼経営の全体イメージは以下の図の通りとなります。

竜に翼経営を実践するためには、
次の3つの戦略が不可欠です。

戦略① 小さくとも竜のような強い組織

小さくとも竜のような強い組織

Point7 IT業務プロセスの洗練化 
Point8 ITの組織化と人の増減に耐える仕組み作り 
Point9 IT人材と個々が成長する仕組み作り

ここでいう「竜」は、
大企業のような巨大な組織を指すのではありません。

小さくても骨格が強く、しなやかで、変化に耐えられる組織
という意味です。

POINT7〜9で示したように、

  • 業務プロセスの洗練化(POINT7)
  • ITの組織化と人の増減に耐える仕組み(POINT8)
  • T型から多能工型へ成長するIT人材育成(POINT9)

これらが揃うことで、
組織はITを使いこなせる“竜の骨格”を持つようになります。

戦略② 天翔けるためのITという翼

天翔けるためのITという翼

Point4 ITリテラシーの向上 
Point5 ITベンダー提携体制の確立 
Point6 ITプロジェクト推進力の強化

ITは単なる道具ではありません。

組織を飛び立たせる“翼”そのもの です。

POINT4〜6で示したように、

  • ITリテラシーを実務で定着させる(POINT4)
  • ベンダーと対等なパートナー関係を築く(POINT5)
  • 兼務環境でもプロジェクトを推進できる力を育てる(POINT6)

これらが揃うことで、
ITは軽く、強く、しなやかな翼として機能します。

逆に、
浅い理解でITを導入し続けると、
ITは翼ではなく“重荷”になってしまいます。

戦略③ 組織とITをリードする司令塔

竜と翼をリードする司令塔

Point1 IT戦略の策定・再構築 
Point2 ITマーケティング戦略の策定・再構築 
Point3 ITリスクマネジメントとITガバナンスの強化

竜(組織)と翼(IT)が揃っていても、
両者を統合して導く司令塔がなければ飛べません。

POINT1〜3で示したように、

  • 経営と組織とITを統合するIT戦略(POINT1)
  • マーケティングという“差別化の羅針盤”(POINT2)
  • リスクに敏感になり、正しく恐れ、適切に対処するガバナンス(POINT3)

これらが揃うことで、
企業は迷わず、ぶれず、成長の方向性を見失わなくなります。

司令塔は、
組織とITの成長スピードを合わせ、
企業全体をリードする存在です。

3.小さくとも竜のような強い組織(戦略①)

ITを導入しても、
実際に業務を運用する組織が弱いままでは、
ITを使いこなすことはできません。

強い組織とは、
硬い組織ではなく、しなやかで柔軟な組織 のことです。

  • 人が変わっても業務が止まらない
  • 業務プロセスが洗練されている
  • IT人材が多能工型へ成長していく

こうした組織は、
規模が拡大しても品質を維持し、
安定して成長できます。

4.天翔けるためのITという翼(戦略②)

ITを導入しても疲弊してしまう企業と、
ITで飛躍する企業の差はどこにあるのか。

その答えは、
ITを“翼”として扱っているかどうか にあります。

  • ITリテラシーが実務で定着している
  • ベンダーと対等に連携できる
  • プロジェクトを自力で推進できる

これらが揃うと、
ITは組織を飛び立たせる“翼”になります。

5.組織とITをリードする司令塔(戦略③)

企業が計画的に成長するためには、
組織とITが連動して進む必要があります。

そのために必要なのが、
全体を見渡し、方向性を示す司令塔 です。

  • 経営戦略とIT戦略の整合性
  • マーケティングの方向性
  • リスクマネジメントとガバナンス
  • 組織とITの成長スピード調整

司令塔が機能することで、
企業は迷わず、ぶれず、成長できます。

6.まとめ:竜に翼を。企業に未来を。

「竜に翼経営」は、
単なるIT活用のフレームではありません。

組織(竜)とIT(翼)と司令塔の三位一体で、
企業が未来へ飛び立つための経営思想
です。

  • 強い組織(戦略①)
  • 天翔けるIT(戦略②)
  • 両者を統合する司令塔(戦略③)

この3つが揃ったとき、
企業はしなやかに、そして力強く成長していきます。