ベンダーは下請けではなくパートナー。依存を避け、対等な関係を築くことが企業を強くする

はじめに

ITベンダーとの関係は、
企業のIT活用の成否を大きく左右します。

しかし現実には、
「ITが苦手」な企業ほどベンダーに丸投げし、
依存度が高まり、自社が不利になる構造

が生まれています。

  • 何ができて何ができないか分からない
  • ベンダーの提案をそのまま受け入れてしまう
  • 自社の要求が弱くなる
  • 気づけばベンダー主導でITが決まっていく

こうした状態は、企業の未来をベンダーに委ねてしまう危険な状況です。

ITベンダーは本来、
下請けではなく“パートナー” です。

そして外部CIOは、
企業とベンダーの間に立ち、対等で健全な関係を築く役割 を担います。

ITに弱い企業ほど“ベンダー依存の罠”に陥る

丸投げ状態になる

ITが苦手だと、
「よく分からないから任せます」
という状態になりがちです。

しかし丸投げは、
企業側が主導権を失う最も危険な状態 です。

どこまで要求が実現できるか判断できない

ITの知識がないと、

  • その要求は実現可能なのか
  • どれくらいの工数が必要なのか
  • 代替案はあるのか
    が判断できません。

結果として、
ベンダーの言いなりになるか、逆に無理な要求をして関係が悪化するか
のどちらかに偏ります。

依存が強くなると、自社の要求が弱くなる

依存が強まると、
「ベンダーに嫌われたくない」
という心理が働き、
本来必要な要求を遠慮してしまう ようになります。

これは企業にとって大きな損失です。

ベンダーは“下請け”ではなく“価値を共創するパートナー”

ITベンダーは、
企業のITを支える重要な存在です。

しかし、
対等な関係でなければ価値は生まれません。

  • ベンダーの強みを理解する
  • ベンダーの弱みも理解する
  • 契約範囲を明確にする
  • コミュニケーションルールを整える
  • 双方が責任を持つ体制を作る

これらが揃って初めて、
共創パートナー”としての関係 が成立します。

竜に翼経営におけるベンダー提携の位置づけ

竜に翼経営では、

  • 竜=組織・判断力・文化
  • 翼=IT・デジタル・外部パートナー
    を意味します。

ベンダー提携体制は、
竜(組織)が翼(IT)を正しく使いこなすための重要な仕組み です。

  • 組織がITを理解し
  • ベンダーと対等に話し
  • 自社の要求を明確に伝え
  • 双方が責任を持って進める

この状態が整うと、
企業はITを“武器”として使えるようになります。

外部CIOが果たす役割

外部CIOは、
企業とベンダーの間に立つ “通訳”であり“調整役” です。

ベンダー依存のリスクを回避する

  • 丸投げを防ぐ
  • 要求の妥当性を判断する
  • ベンダーの提案を評価する

双方が対等な関係を築けるようにする

  • 契約範囲の明確化
  • コミュニケーションルールの整備
  • トラブル時の対応フロー構築

自社が主導権を持てる体制を作る

  • 要件定義の支援
  • ITリテラシー向上
  • プロジェクト推進力の強化

外部CIOが入ることで、
企業はベンダーと健全で強いパートナーシップを築けるようになります。

まとめ

ITベンダーは下請けではなく、
企業の未来を共に作るパートナー です。

しかし、ITに弱い企業ほど

  • 丸投げ
  • 依存
  • 主導権喪失
    というリスクに陥りやすい。

外部CIOは、
企業とベンダーの間に立ち、対等で健全な関係を築く“橋渡し役” です。

竜(組織)が翼(IT)を正しく使いこなすために、
ベンダー提携体制の確立は欠かせない要素です。

最後までお読み頂きましてありがとうございます。今回のコラムが皆様の何かのヒントになれば幸いです。